ぼっちな私の独りごと

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英国変態兵器伝説 第6話 〜RAFの変態機〜

作者「ふむ。ところで新神よ」
新神「どうした?」
「最近のRAF(Royal Air Force)は植民地製の機体ばかりで面白くないと思わんか」
「知るかよ・・・少なくともヘンなの配備しちまうのよりゃマシだろ」
「というわけで今回は英国の国産戦闘機について見てみたいと思う」
「もう嫌な予感しかしない・・・」
「まずはコレだ」

「・・・スピットファイアじゃないか。文句無しの名機だと思うが」
「そこは英国。名機にも探せばヘンな所が一つやふたつあるのだ」
「何なのこの国・・・」
「まず初期型のMkⅠなどだが、コレには致命的な欠陥があった」
「ほうほう?」
「なんと、エンジンの構造上の問題で急降下するとエンジンが止まってしまう」
「急降下禁止ってどんな日本機だよ・・・」
「コレを知ったBf109のパイロットたちは、急降下で敵の追撃を振り切ったという」
「あーあ・・・」
「それと高高度型のMkⅥだが」
「まだあるのか」
「なんとキャノピーを鉄の金具で固定してしまうのだ。おかげで被弾しても脱出ができない」
「人生\(^0^)/オワタ」
「まぁ高高度型だししょうがない気もするのだがな・・・」
「それにしてももっと他に方法なかったのか?」
「続いて、英国伝説の機体だ」

「出たな・・・デファイアント」
「そもそも複座・単発戦闘機というのはRAFに以前からあって、それなりに成功してもいた伝統的なコンセプトだった」
「そうだったのか」
「一人は操縦、もう一人は射撃に徹するということだな」
「それだけ聞くとまともに思えるから怖い・・・」
「まぁ、エンジンの出力の割に銃塔が重過ぎて、低速・鈍重・更に前方への攻撃不可ということになってしまった」
「というかマーリンエンジンが勿体無い・・・」
「夜間任務に回されてからはそこそこ頑張ったが、やはり前線からは嫌われたようだな」
「踏んだり蹴ったりだな」
「ちなみにこんなのもある」

「デファイアントと同じことを艦上戦闘機でもやってしまったでござるの巻」
「いいかげん懲りろよ英国・・・」
「ブラックバーン ロックだ。ちなみにデファイアントと同じボーントンポール社が生産を請け負ったが、銃塔の互換性はなく非常に面倒だったそうだ」
「もう色々と残念だこいつら」
「性能についてはお察し下さい」
「酷い・・・」
「最後はこれだ。英国最後の国産戦闘機」

「イングリッシュ・エレクトリック ライトニング・・・相変わらずキモいな・・・」
「だがそこが可愛いんじゃないか!」
「しかし何でこんな奇怪な形に・・・」
「縦置き双発、航続力を伸ばすためかなり強引に増設された燃料タンクがどうしてもヘンに見えるな。仕方ないことだが」
「子持ちシシャモっていう仇名もうなずける・・・」
「ちなみに主翼の下に脚を格納したので、増槽は主翼の上に取り付ける」

「うわ、更にキモくなった・・・」
「下が駄目なら上に付ければ良い!ふはははは!」
「英国以外は絶対こんなことしないよな、普通・・・」
「なぜならそれが紳士だからな」
「・・・。で、肝心の性能は?」
「以外にも非常に優秀だ。F-15にも迫る上昇力、良好な運動性能、更にダブルデルタ翼の始祖でもあったり、斬新な設計を取り入られていた。ただ・・・」
「見た目のせいで損してるんですね、わかります」
「もうそれ以上言うな」
「しかしやっぱりこれだとアメリカ製のほうが信頼できるのもうなずけるよな・・・おや、誰か来たようだ」
「さて。今回はここまで。次回をお楽しみに」
「・・・うわなにをするやめr」